心・小腸経について

心経と小腸経の経絡について

心経(しんけい)

心経は心臓の経絡で、手の少陰心経(てのしょういんしんけい)とも呼ばれます。この経絡は、以下のような経穴を含みます:

  1. 極泉(きょくせん): 腋窩に位置し、心経の起点となります。
  2. 少海(しょうかい): 肘関節の内側に位置し、心臓の熱を冷ます役割があります。
  3. 神門(しんもん): 手首の内側に位置し、心経の終点となります。

小腸経(しょうちょうけい)

小腸経は手の太陽小腸経(てのたいようしょうちょうけい)とも呼ばれ、消化器系と関連しています。この経絡は、以下のような経穴を含みます:

  1. 少沢(しょうたく): 小指の外側に位置し、小腸経の起点となります。
  2. 陽谷(ようこく): 手首の外側に位置し、気を調整する役割があります。
  3. 天宗(てんそう): 肩甲骨の中央に位置し、肩や背中の痛みを和らげます。

これらの経絡と経穴は、体内のエネルギーの流れを整え、健康を保つために重要な役割を果たしています。

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