循環器系の正常化
指圧は心臓、血管に対して反射的に作用して収縮や拡張作用を来たし、部分的に血流を弱めたり充血をさせる事ができる。指圧の直後は血管内圧が上昇し、血圧上昇をおこす事もあるが、暫くすれば血管の緊張は弛緩し、動脈の血流は促進して、局所的に充血を起こし、全身の血液、リンパの循環がうまく行われ、身体各組織への各種栄養素や酸素の供給が順調に行われ、消化吸収は旺盛になり、組織内の各種細胞の活動を増強し、その結果排出老廃物、病的産物が排泄器官である泌尿器官である泌尿器や肺、大腸、皮膚等により体外に排出し、組織内に出血などあった場合でもそれを吸収排除して心身の正常化を図るものである。
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