肝・胆系のばし
肝・胆系は普通左側へ先に倒し、それがすんでから右側へ倒していきます。これを繰り返していくと、片側の耳が膝の近づいていきます。また両足の開きも回を重ねるごとに一直線に近づきます。その時、経絡のツレのような響きや抵抗を感じるのが第一で、次に気を抜けば、それが消えてリラックスするという実感を感じることがこの体操の目的です。
このようにして6種類の体操をユックリ行って、一とおり終わったら、上向きで目をつぶり、ゆっくり休みます、ヨガでいう死体のポーズになります、外界に対して無関心になるという意味です。あなたの心が身体の内側に向かって開かれ、全身がシビレたようなヒビキとか、いわゆる気血の流れを、意識ではなく身体自身で感じることができます、このとき生きている実感が身体の内部から湧き出てくるわけです。
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