脾経・胃経の効果

脾経と胃経は、東洋医学における「経絡(けいらく)」の一部で、主に消化器系の働き身体の前面の柔軟性に深く関わっています。以下にその主な効果をまとめてみました:

🌿 脾経の効果

  • 消化吸収のサポート:脾は「運化(うんか)」を司り、食べ物から気血を作り出す働きがあります。
  • 精神面への影響:「思い悩む」感情と関係があり、過度な思考やストレスで脾が弱ると、消化不良や倦怠感が出やすくなります。
  • 筋肉や四肢の栄養供給:脾は筋肉を養うとされ、脾経の不調は手足のだるさや力の入りにくさにつながることも。

🍽 胃経の効果

  • 食物の消化・下降作用:胃は食べたものを下に送る働きがあり、胃経はその流れを助けます。
  • 上半身の症状に関与:胃経の異常は、しゃっくり・げっぷ・吐き気など「上にあがる」症状として現れやすいです。
  • 姿勢や柔軟性への影響:胃経は身体の前面を走行しており、硬くなると「身体を反る動き」が制限され、腰痛の原因にもなります。

🧘‍♀️ 経絡アプローチの効果

  • 腰痛の改善:脾経・胃経の経絡をほぐすことで、身体前面の柔軟性が回復し、腰椎への負担が軽減されます。
  • 腹部の緊張緩和:特に脾経は腹部を通るため、アプローチ後にお腹が柔らかくなり、腹筋の働きも改善されることがあります

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