腎・膀胱系伸ばし
腎・膀胱系伸ばしは、身体の固さを教えてくれるので、年齢による柔軟性を図るのにも使われています。なぜ、この柔軟性が大切かということを知らずに、柔らかければ若いと思い込んでは、かえって良くありません、この背筋から下肢の後側にかけてのツッパリが出やすいかとがストレスにも影響します。
初めに息を吐いて、とれる姿勢を保持したまま、今度は息を一杯吸い込みます、気が充実してくると、腰から足が緊張して爪先が反り返るようになります。頭が膝の方に垂れて手先がグッと伸びます、その時の背中から手・足にかけて強いツッパリが感じられます、これが腎・膀胱の経絡走行なのです。このツッパリががじゃまして、身体が曲がりずらいのは事実ですが、無理に引っ張っては良くないのです。
息を静かに大きく吐くと、そのツッパリも消えてきます、伸ばそうとしても伸びなかった手が前に出るのを実感されるでしょう、気を抜くとのびのびするということが、はっきりわかるのが、この腎・膀胱系伸ばしですから、其の感じをつかんでみて下さい、2,3度呼吸を繰り返すと、ずっと伸びが違ってきます。
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