片頭痛

本症の原因は明らかではないが、ストレス、寝すぎや、寝不足、心身の疲労、天候や気圧の変化、空腹や脱水、アルコール、ホルモンバランスの乱れ、カフェインなどきっかけになりうるものは様々である。
その片頭痛は通常は片側痛であるが、時には両側一緒に痛くなることもある、症状の特徴は閃輝暗点(発作前に眼前がチラつき輝点が一側の視野に現れ、ついでに暗黒になる現象)この時は脳の血管が収縮した時で、これが拡張した時に頭痛が現れると言われている、その頭痛は発作的に起こり、数時間猛烈な拍動性の頭痛が頭全体に広がり、それがある時間続くと、自然に頭痛は治まる。
指圧療法、医師による治療を行いながら、平素指圧療法も併用し、自然治癒能力の喚起に努める事が望ましい。尚平常の心身の安定、食事のバランス、快便、水分の適度な補給に心がける。
指圧施術は後記の部に重点をおいて快圧の入念な指圧を繰り返し施し、次いで全身指圧を行い、心身の疲労を取り除き自然治癒能力の喚起に努める、本症も最初は週2から3回継続実施する。
頸部、上項部、頭部、肩甲上部、肩背部、上肢を重点的指圧する。

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