鋤の運動(疲労回復)

これはインドの鋤に似ていることから鋤体位と言われます、仰向けに寝て手のひらを床につけて、ゆっくりと息を吐き両手を床につけます。最初のうちはこの姿勢を十秒から十五秒間保ちゆっくりと足をもとに戻します。

体操の効果 この体操では脊椎のあらゆる部分が圧縮されたり伸ばされたりします。これによって血の巡りが良くなり背骨に沿った重要な神経中枢に新鮮な血液が行き渡ります。これによって軽快になり再び力がみなぎってくるのを感じます。この素晴らしい体操は脊椎の神経に有益であるばかりでなく背骨そのものに有益です。現代人の座る事の多い生活のために背骨が歪められがちな人も、この体操で元の位置に戻すことも可能です。背中の筋肉の曲げ伸ばしはそれほど筋肉を再生させ強くする効果をもっています。腹部の臓器はしっかりとおさえられ、血液の供給は増します。

月経不順・性腺・すい臓・肝臓・脾臓・腎臓および副腎を活性化する効果をもっています。糖尿病も良くなることもあります。

脂肪の付くのが抑えられ腹部・腰部がスッキリしてきます。胸部や首の器官を強くする効果もあります。又頭の働きを刺激して脳貧血や頭痛などにも効果があります。特に背骨の固い人は注意深く慎重に行って下さい、数週間の体操で大きな効果が得られます。

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