経絡体操

経絡体操

大腸経の役割

大腸は肺を助けて実質的な栄養の分解排泄に関係しており、その働きは気の停滞を無くすことになるので、逆に「ものいわぬは腹ふくるる思い」になって大腸に影響がありますし、またガスの放出はその気分を分解する意味もあり、大腸の働きが低下すると気分の発散...
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肺経の役割

肺は生命の根源である気を外界から取り入れて、これを外界適応の活力にする働きをします、体内のガス交換と排出を行う呼吸作用に最もみることができます。呼吸は脳との関係も深く精神状態を支配し、肺経の通る拇指は握れば気を貯え、開けば大きく息ができて広...
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肝・胆系伸ばし

肝・胆系のばし肝・胆系は普通左側へ先に倒し、それがすんでから右側へ倒していきます。これを繰り返していくと、片側の耳が膝の近づいていきます。また両足の開きも回を重ねるごとに一直線に近づきます。その時、経絡のツレのような響きや抵抗を感じるのが第...
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心包・三焦系伸ばし

心包・三焦系伸ばし心包・三焦系伸ばしは姿勢のとり方が難しいので、無理をしないで自分の一番とりやすい姿勢を選んで下さい。この姿勢の理想は座禅やヨガの結架跌座になるのですが、半架跌座といって片方の足首をもう一方の太ももの上に乗せる姿勢でもよいの...
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腎・膀胱系伸ばし

腎・膀胱系伸ばし腎・膀胱系伸ばしは、身体の固さを教えてくれるので、年齢による柔軟性を図るのにも使われています。なぜ、この柔軟性が大切かということを知らずに、柔らかければ若いと思い込んでは、かえって良くありません、この背筋から下肢の後側にかけ...
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心・小腸系伸ばし

心・小腸系伸ばし経絡体操は形をとるまでは意識的に、意志の命令で行わなければなりませんが、いったんその姿勢を保持したら、あとはイメージ呼吸をおこないながら身体内部がどう変化するか感じることに意味があります、息を吸ったときに自然に力が入って、ス...
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脾・胃系のばし

脾・胃系のばし経絡体操は一つの姿勢をとった後、その経絡の流れが促進され、詰まっていた感じが取れる事を自覚する事が大切なのです、息を吐くという意識で「気が抜ける」という実感をつかむのです、息を吐きだすと自然にツッパリが消えて、筋肉の固さの緩む...
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肺・大腸系伸ばし

息を吸って、いっぱい伸びたという感覚をそのまま保って、決して無理に伸ばそうとしてはいけません。そこで静かに息を吐いていくわけです、力を緩めようとしても思い道理にいきませんが、息を吐くと共に「気を抜く」というイメージをもつと、全身的に緩むのが...
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任脈・督脈伸ばし

経脈には12対の「正経12経」の外に「奇脈八経」があるとされ、特別な流れとされているのですが、その中の任脈と督脈は、陰と陽を統べる働きがあって、体表の前と後ろに固有のツボを持っています。だからこれを除いて奇脈は六系としたほうが12対6系の生...