肝・胆系のばし
貯蔵・配分作用
肝は栄養を貯蔵し、身体活動のエネルギーを確保して活力を養成する、血液の補給、分解、解毒などを行い、精力の維持に努めます。
症状
気力が衰えたり、急にやる気を出してガックリと疲れるとか癇癪を起こしやすく、雑音が気になったり、感情の高ぶり、大声を出したくなる、黄色く物が見えたり、立ちくらみや原因不明の発熱や精力減退、前立腺や睾丸のの障害、仙骨、尾骨の痛み、痔疾患、食欲不振、吐き気、頭痛などをおこします。
胆は栄養の配分を司り、消化腺「甲状腺、唾液腺、膵線、胆汁、」のホルモンなどで全身のバランスを調整する判断をおこないます。
症状
気をもんだり、判断ができずイライラしたり、眼の使いすぎ、早食い、疲れが偏り、睡眠不足、眼精疲労、消化不良、黄疸、手足の関節のこわばり、全身が固く、胃が重くて肩が張り、たんのからむ咳が出るなどの症状が出ます。