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脾経と胃経

脾経と胃経

https://youtu.be/DjfeuVC5C9w脾経(ひけい)
位置と経路:

脾経は足の内側から始まり、足の親指の内側の端から上昇します。

脚の内側を通り、膝、腿を上がり、腹部を通って胸に至ります。

経絡はさらに上昇し、脾臓、胃を経由し、最終的に舌に達します。

機能と役割:

脾経は体内のエネルギー、特に「気」と「血」の生成と運搬に重要な役割を果たします。

消化と吸収の過程を支え、食物から栄養を取り込み、血液を作り出します。

体内の水分バランスを調整し、湿気をコントロールする役割があります。

主なツボ:

三陰交(さんいんこう): 足首の内側、脚の上部に位置し、脾経、肝経、腎経の交わる点です。女性の健康に関する治療に多用されます。

陰陵泉(いんりょうせん): 膝の内側に位置し、水分代謝の改善やむくみの緩和に効果があります。

胃経(いけい)
位置と経路:

胃経は顔の下側から始まり、目の下、鼻の横、口の周りを通ります。

首を下り、胸部、腹部を通り、脚を通って足の指先に達します。

機能と役割:

胃経は胃の消化機能を調整し、食物の消化と吸収を助けます。

また、胃の健康を維持し、胃腸の機能を促進する役割もあります。

消化不良や胃の不快感を和らげるために、胃経に位置するツボを刺激することが効果的です。

主なツボ:

足三里(あしさんり): 膝の外側、約三寸(指三本分)下に位置し、全身の気を補い、疲労回復に効果があります。

豊隆(ほうりゅう): 足の脛の中央部に位置し、痰の生成を制御し、胃腸の調整に用いられます。

このように、脾経と胃経はそれぞれ独自の経路と機能を持ち、全身の健康維持に寄与しています。どちらの経絡も、特定の症状や不調に対する治療に重要な役割を果たします。さらに詳しい情報や具体的な症状に応じたアドバイスが必要な場合は、東洋医学の専門家に相談することをお勧めします。

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