気の交流

横隔膜呼吸・腹式呼吸と呼ばず、横隔膜の上げ下げによる呼吸(イメージで) 呼吸とは、たんに空気の出入りではなく生命の素である気の交流。 気が丹田に達する呼吸は同時に全身の皮膚からも気が出入りする。 1,重病人は小鼻で呼吸する。 2,病人は肩で呼吸する。 3,凡人は胸で呼吸する。 4,聖人は腹で呼吸する。 5,仙人は踵で呼…
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五行と陰陽「肺」

肺は秋によく働く、自然か原気を吸収し冬に備える時期である。秋に発散しすぎると皮毛の陽気が少なくなる、肺に負担がかかるので肩背部が凝りやすくなる、また悪寒して発熱し、その後発汗して解熱する、と言う症状を繰り返す病気になる、これを虐病と言う。一般に発熱悪寒のある場合は、肺経と三焦経を刺激するといいようです、ただし軽い刺激で…
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五行と陰陽「脾」

脾は土用によく働く、土用は各季節にある、立夏の前が春の土用、立秋の前が夏の土用、立冬の前が秋の土用 立春の前が冬の土用、期間は各18日ある、この土用には脾がよく働いて五臓を養う、もし働きが充分でないと 臓全体が弱ってくる。 もし土用の時期に胃腸の調子が悪い場合胃経に刺激を入れます、食欲なし、胸やけ、便秘、下痢、腹痛など…
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五行と陰陽「心」

心は夏によく働く。程々に運動して汗をかくのが良い、もし夏になっても心が動かないと胸脇部の病気になる。 夏でもあまり汗の出ない人、夏でも冷える人、低血圧のひとなどは夏になると体調を崩す事が多くなります、また心臓病の持病がある人は夏は気をつけることです、このタイプの人は心包経と脾経を刺激します。
五行と陰陽「肝」

1.肝は春によく働く、精神肉体ともにのびのびと活動的になるのが良い 春になっても肝が働かないと、頭部の病気になりやすい。 春がくると冷えやのぼせ、頭痛、頸部痛、鼻血、イライラ、、筋肉痛、、養成としての治療は、肝経と胆経を使うのがいいでしょう。